2016年8月5日 - ビーシーピージージャパン株式会社
<<報道資料>>
ビーシーピージージャパン株式会社(本社:東京都港区、以下BPCGジャパン)は、秋田県にかほ市大竹地区において、当社では5ヶ所目となる太陽光発電所、AKITA NIKAHO発電所を完工し、商業運転を開始し、8月4日に現地にて竣工式を執り行いました。
当発電所は、大森部落牧野農業協同組合および金浦大竹牧野農業協同組合、三共株式会社、他2名の個人所有の261,520平米の事業用地に建設された、BCPGジャパンが保有するなかでも最大の出力量13.16MW(DC)の太陽光発電所となります。年間発電量は約2,700世帯の消費電力に相当する約14,266,000kWhを想定しています。当施設は大和ハウス工業株式会社が設計・施工を担当し、太陽光パネルはTrina Solar社の太陽光発電パネル42,800枚を東芝三菱電機産業システム社のパワーコンディショナー12台に接続、発電した電力は全量を固定買取価格制度を活用して、東北電力株式会社に全量売電します。 発電所の建設に必要な資金は北都銀行、羽後信用金庫、秋田信用金庫、秋田県信用組合から、プロジェクトファイナンスで調達しました。
BCPGジャパンの代表取締役社長、栗山根年は以下のとおり述べています。
「弊社は2010年の会社設立以来、一貫してメガソーラー発電所を中心に再生可能エネルギー発電所の開発・建設・操業に注力して参りました。創業以降、現在までに九州地域において4ヶ所合計約13MW(DC)の発電所を建設・操業開始しております。AKITA NIKAHO発電所は弊社の持つ発電所としては初の東北地域での発電所であり、かつ最大規模のものとなります。当発電所の完成により、弊社が所有する発電所の最大出力合計は約26MW(DC)となります。弊社は今後も日本全国および北東アジア地域において、太陽光発電所だけでなく、あらゆる再生可能エネルギー事業の開発・建設・操業を進め、更なるクリーンエナジーの導入に貢献してゆく所存です。」
ビーシーピージージャパン株式会社はタイの石油関連企業、Bangchak Petroleumの再生可能エネルギーに特化した子会社、BCPG Public Company Limited(本社:タイ王国)の実質的100%子会社です。日本および北東アジア地域における太陽光を主とする再生可能エネルギー発電事業の開発・建設・操業を実施します。
BCPG Public Company Ltd.(BCPG)はタイに本社を置く石油精製企業Bangchak Petroleum PCL(BCP)の再生可能エネルギー事業に特化した子会社です。BCPGは再生可能エネルギーの地域的な独立系発電事業者(IPP)になる戦略のもと、現在合計180MWの太陽光発電所を所有し操業しています。 BCPGは最近BCPからスピンオフされ、本年度中のタイ証券取引所への株式公開(IPO)を計画しています。
環境と社会の協調の中で、継続するビジネス開発を実施するというビジネスカルチャーのもと、Bangchak Petroleum Public Company Limitedはエネルギービジネスを実行するために1984年に創設され、ビジネス価値と社会的・環境的な価値のバランスを目標にして、努力を続けています。 この目標達成のためにBCPは充分な経済哲学、コーポレート・ガバナンス、社会的責任コンセプトを、ビジネスマネージメント目標達成に適用しています。Bangchakは国内のエネルギーを確保し持続可能な価値を成長させるために、国際的な投資をすでに開始しています。